'９９年５月２３日、有明の東京ビッグサイトにおいてひし美ゆり子さんのトークイベントが行われた時の報告です。

　「ワールドキャラクターコンベンション」・・・一体どういった内容か見当がつかない方もいるかも知れませんが、これは”おもちゃ”それも懐かしの超合金やソフビ等の展示即売会！子供の頃、夢中になって遊んでいたおもちゃに囲まれると、いつしか心は「あの頃の僕」にトリップしてしまいそうです。
　さて「子供たちの時代へ」というテーマで行われた第８回キャラコン。現在、親となっている人々が子供時代に惹かれたキャラクターを自分の子供たちと共有出来る時代になった今、これを更に受け継いで行ってもらいたい・・・というコンセプトに基づいて、今回ひし美さんのトークイベントが実現しました。
　１１時３０分、会場の一画に設けられた特設ステージの前に集まるファンと、心なしか緊張の面持ちのＭＣの方の前に赤いスーツを艶やかに着込んだひし美さんが登場！先ずはセブンのお話から。 当時、電車を使って撮影所に通っていたことや、ダンとは方向が逆だったので一緒には帰れなかった などのお話が出ました。それからラッキーカラーの赤の話題になったところで、テンションが一気に倍増！既にみなさんにはお馴染みの赤が好きになった経緯から、果てはご自分で染色まで行うようになったという話に会場は盛り上がりました。女優というよりは、あくまで普通の主婦という感じが強く出てしまった為かＭＣの方には戸惑いが生じていたようですが・・・（＾＾；しかし、それだけに観客との距離がグッと縮まったようで、ラストはみんな友達のような雰囲気で幕が下りました。





　引き続き特設ステージでは、これまた熱い思いが込み上げてくる、水木”アニキ”一郎氏の生ライブが始まりました。マジンガーＺを始めとする『オタケビ』を聴きながら小休止を挟んだひし美さん。今度はＭ１号さんのブースでアンヌ人形や書籍の販売＆サイン会が行われました。これがまたすごい行列！あまりの多さにめまいを感じましたので、私はしばらく会場内をウロウロすることに決定（笑）しかし、その間にもひし美さんは、買ってくれる人、一人一人に声をかけられたりしてました。ようやく並び始めた私がアンヌ人形を手にした時は、開始からはや１時間以上は経っていたように思います。

　ひし美さん、本当にお疲れ様でした。

（写真協力：ワールドキャラクターコンベンション実行委員会様）